ヨーロッパ旅行記

■ゴーギャン展 (03月23日 1988)

今日も吐き気が治らない。どうしよう....一応起きてシャワーを浴び出かける支度をしたが、気分が悪くてしようがない。胃腸薬を飲んで、ホテルのプチデジュネ(朝食)のお部屋へ行く。ここでの朝食はあのマジソンホテルのようなビジネスマン向けのコンチネンタルブレックファーストとは大違い、フランスらしい質素な朝食で、隣のパン屋さんからのできたてのバゲットとジャムとバター、絞りたてのオレンジジュースにもちろんカフェオレ。最初は何か物足りなさを感じていたものの、毎日のように食べ慣れると、それ以外の朝食は考えられないほどになってしまった。

今日はグランパレで開催されているゴーギャン展を見に行く事にした。この当時はゴーギャンがとても良く思えた、絶対見にいくべきだと感じた、色彩感が今年のトレンドとマッチしていてとてもオシャレなものに感じるのだ。鮮やかなピンクの使い方がとても気に入っていてタヒチの女達と周りの自然に見事に馴染んでいる。


今日はとても寒かったので、ニットのシンプルなカーディガンを購入した。6時にフェリスと待ち合わせて、2人でサムのメゾン(おうち)へ向かった。中に入ってビックリ!これが何とも素晴らしいおうちなので すよ。素敵な古いフランス式のメゾンの中はヨーロッパ調のリッチ&モダンなテイスト。家具はアンティークのものを現代風にアレンジし、暖炉もあってシステムキッチンは完璧。大きなベッドルームにバスルーム、おまけにゲスト用のrest roomまで用意されてある。超デラックスなホテル並みだ。私はすっかり感激し、うっとり。そこでサムは予約してあるレストランの待ち時間まで、ピーチシャンパンを開けてくれ、私はすっかり上機嫌に....気分が悪かったのもどこへやら、人間って精神状況でこのくらい体調が左右されるものなのか!

そして待望のレストランへ、サムが選んでくれたお勧め料理は全てが申し分のない美味しさ。セ ボンを連発!最後のアイスクリームケーキも 最高に美味でした。今日はサムの御陰で私はボワ~ンと幸せ気分に浸ってしまいました。彼はイラン、アルメニア、フランスがミックスしているが、フランス育ちでジュネーブにも大きな別荘を持っているそうだ。明日はエッフェル塔を案内してくれるのだそうだ。こんなにしてもらっていいのかな~。

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