ヨーロッパ旅行記

■ポンピドゥーセンター (03月20日 1988)

パリ到着2日目からホテル探しに明け暮れる......

不安だったのでとりあえず日本から予約しておいた今泊まっているホテルは、はっきり言って超豪華。私のような貧乏旅にはそぐわないので一刻も早く相応なホテルを探さねばとパリの街を練り歩いてます。

しかし、どこも満員.....

どーしよー。昨日も一日ホテル探しで終わってしまった。こんなことばかりやっていてはパリで見るべきとこ ろを全く見れない....焦りは募るばかり.....

サンミッシェル界隈の安ホテルを探そうとうろうろしていると。スキンヘッドの気の良さそうなおじさんが声をかけてきた。イラン人でフェリスという人。すごく親切でいろいろと探すのを手伝ってくれた。もし、だめだったらぼくの妹のところへ泊まれとまで言ってくれたけど、さすがの私もそこまでは....しかし、無慈悲にも、どのホテルも満員、おまけに雨まで降って来るし、もうどうにでもなれーっという投げやりな気分になってしまう。

仕方なく今晩だけ妹さんのところへ泊めてもらうことにした。

とりあえずの宿が決まり、ほっとしたところで、レアールを見て歩くことにした。そこでや~っとの思いで靴が買えた。買い物ひとつ するのも一苦労、こんなことならフランス語を習っとくんだった....

そしてポンピドゥーセンターへ、古い建造物ばかりのパリの街の中でひときわ異彩を放つ建物だ。むき出しのパイプとガラスのビルは前衛アートそのもの、建てられた当時は賛否両論あったそうです。中は近代アートがぎっしりと詰まっていて私にとってはとても興味深いものでした。


フェリスおじさんのアテンド付きでひととおり見終わると、今度は自分のメゾン(おうち)でディナーを作ってくれるという。いいのかなぁと思いつつ、ご相伴に上がりに.....私も打ち解けて来ると、一生懸命フランス語を教えてくれる、御陰で一 から百まで覚ちゃった。私が両親の話を始めると、自分んの事に投影したみたいで何かを想いだして涙を流している....かわいいおじさんだ,,,と油断しているとやっぱりおじさんでも男、私が泊まる予定の妹さんの家までくっついて来ちゃった。勝手に寝てしまっているが、どうしたものか、でもま、こんな小柄なおじさんくらいいざというときはどうにかなるや.....それにしてもイビキがうるさい なぁ。

あ~早くホテルを見つけて落ち着きたい。

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