ヨーロッパ旅行記

■サンジェルマンへ..... (03月18日 1988)

とうとう来てしまった。飛行機がシャルル ド ゴール空港に到着。まだ信じられない、長年の夢がかなおうとしている。パリは私が最も強く憧れを抱いていた土地。好きなもの見たいものがパリにはいっぱい詰まっているのです。

長時間のフライトでの疲れも忘れ、ウキウキ気分が隠せない。まずは日本から予約していたホテルのあるサンジェルマンへ向かう、なんとか市内行きの電車に乗れ、思い荷物をドカッと降ろして前を見上げるとドキッ!怖そ~な黒人2人とアンソニー クイン(フェリーニの映画、”道”の怖い旦那役)みたいな3人組が乗り込んできて思わずバッグをしっかり握った フ~ッ 。ふと窓から外の景色を眺めると何とも可愛い街並が続く。ベージュの壁にオレンジ色の屋根の上には煙突が立ち並んでいる......

又ふと気ずくとさっきまで空港にちらほらいた日本人は誰も居なくなり、今車内で東洋人は私だた一人........ウキウキと不安な気持ちが入り乱れて思い切り興奮状態。レ アールでメトロに乗り換えてビックリ!パリのメトロはどこもうす暗くて小汚い、ゴミが散乱していて退廃的なムードが......それもここらしくていいな....そんなこと考えていると、なんかおかしいなと思ったらやっぱり、反対方向のメトロに乗ってしまっていた。(東京でもしょっちゅうやらかすから、ま、しょーがない)

いよいよ次の駅だ、と思ってドアの前で開くのを待っていると、地下鉄なのに自動ドアじゃ無いんですよこれが....もう少しで降りそこなうところを側に居あわせたムッシューが素早く開けてくれた。ハ~ッ、やっとの思いでサンジェルマンに到着!階段ー!荷物が重い!やっとこさ地上に出てみるとパ~ッと目の前にパリのあの有名な風景が広がっている!サンジェルマンのドまん中、目の前にはカフェ ド マーゴ!ついに来たんだ!すぐ側にマジソンホテルがあり、チェックインの時間まで荷物を預ける。やっと今私はカフェでひと息ついて、カフェオレを優雅にすすっている。映画館の観客席にいるごとき、いろいろな行き交う人々を眺めているだけで飽きない。

やっとチェックインの時間が来た、部屋に通されてガックリ、日本のビジネスホテルと変わらない、小さなお部屋シャワーのみでバスタブ無し。これで700Fはちと高いな~。日本のように親切にシャンプーもリンスも無いのでしかたなく外へ買いに出た。が.....店はClosed.....

情けない想いでホテルへ帰る途中、声をかけて来る人がいた。”何か困っているの?助けましょうか?”と。彼はイタリア人だそうでパウロという、一緒になっていろいろと店を案内してくれた。その後気がついたら夜のパリを案内してくれて、サンミッシェル、ノートルダム寺院、etc.....夜のパリはまた一段と素晴らしい。ライトアップされた建物の美しい事.....

でもさすがにもう足がくたくたホテルに帰ってバタンキュー。


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